ギャァァァァッァッァァァァ!!飼い犬に○を噛まれたァッ!!

ウチの犬にプリンの入っていたカップをあげたらおいしそうに舐めていたんだが途中でガリガリカップを噛み潰し始めたので、やべぇ、口切ったら大変だな。と思い、とりあげようとしたのだが、瞬間「ギャウッ!」と吼えたかと思うと、俺の顔すれすれまで飛んできて威嚇してきた。で、アレ?なんかイテェ。と思って唇を触ったら血でぬれてた。
単純に、「チッ」って悪態つきたくなった。なんで俺がかまれなあかんねん、と。
で、呆然としてたら、血がボッタボッタ落ちてきてフローリングを汚すのでオイオイオイオイ!やべぇって。と、軽くティッシュで唇を拭いた後消毒剤をもって鏡の前に立ったときに退いた。で、思った。
コレちゃんと元通りに直るんだろうな?オイ?
唇の上の部分がサックリと裂けて血が噴出してた。
基本的にウチは俺もお前も親父もペットも雄である限り、いってもわからない奴はぶん殴れの方針なので、思いっきり噛み犬の横っ面をぶん殴った。ぶっ飛んだがまだ襲ってくる気迫ばっちりで吼え続けてたのでガンつけて黙らせたら外に逃げた。(きっと、冗談抜きでぶっ殺されることがわかったのだろう)
いや、でも、ほんと噛み千切られなくてよかった。
で、病院に行き1時間待たされ、処置室いったら、あぁ、縫わなきゃだめだわ、とかほざいた、つか、みてわからんかったのか!?クソ看護婦が!!?先に先生様に言っとけよそういうことはよぉ!!?とちょっと思ったが横の若造文句つぶやきサラリーマンを反面教師にして口には出さなかった。
麻酔のチェックとやらでまた30分待たされる。待合室に誰もいなくなったころに呼び出され手術開始。
「犬にかまれたんですって?なんて犬?」
「シャーペーです。」
「聞いたことないわぁ」
「いや、珍しい犬なんですよ。」
「あ、これでしょ?」
「あぁ、そうです、その間抜け面に間抜けな顔にされたんです俺は。」
「あははは」
口だけあいた布を被せられる
「(怖ッ)」
「じゃ、麻酔しますよ〜」
「(まさか裂けてるとこにさすんじゃねぇよな!!?やめろよ!?オイ!?)」
ブスッ
「(グホッ!ナニィ!注射で生まれてこの方一度も泣いたことの無い俺(母親談)が!ちょっと痛いだとぉ!だが、傷口じゃなかったぜ、あぶねぇあぶねぇ、横にさすだけか…)」
グググ…
「(ウォッ!!?ちょっとまて!貫通させる気か!?どこまでさすんだよ!!ホンギャァァ!!」
ズボ
「(…ふぅ、ぬいたか…)」
ツンツン…
「どうですか?感じますかぁ?」
「まだ、ちょっと痛いですね。でもだいぶにぶいっす(歯にたらこがくっついてるみてぇだ)」
「そうですか。あ、もういいみたいですね」
スッスッっとなんかをやってる音。
針を刺す感覚は無いが糸を切る音で初めてあぁ、縫ってるんだな。と認識する。
血を拭って終了
「つか、なんかものすごい唇膨れてますね。さっきより。」
「2日間くらい腫れますよ。そしたら退いてきます」
「(19んちは飲みだぞ!?それに今日は免許をとる相談にいこうと思ってたのに…!外に出られねぇじゃねぇか!?こんな顔じゃ!)あぁ〜あ。ま、いいや。帰るか。」
処方箋もらって帰った。
で、途中会社よってバーミヤンで飯食って帰った。
どこに口があるかわからなくなるほど唇が浜田みたいに腫れてるので飯がぼろぼろ落ちた。
で、血はなぜかいまだに止まらんのですが。