家に帰り、

玄関を開けると線香の匂い。
リビングへのドアを開けると第一声が、
「ケースケ!ハンクロ死んじゃったよ!」
 
だった。
 
いや、知ってたけどね。と思った。
 
だって、アイツが昨日の夜中二階のトイレ前でボケーっとしてたときに死ぬなと思ったもの。
てか、普通に歩けるし、ただ痩せてるだけなんだけど次の日死ぬと思った。だから、「お前そろそろ寝たら?」って声かけたんだ。
ちょうど電話を切った3時過ぎかな。
 
正直、悲しさとかまったくないね。
 
すごく立派に生きたと思いますよ。
波乱万丈の猫生だったろうけどきっと未練もないだろ、あんだけ生きたら。
 
それだけ!