帰りのバスの中にて
祖母「なにが欲しいの?」
少女「漫画かね〜、ゲームかね〜…」
祖母「それだけでいいの?」
少女は真っ黒な大きな瞳で祖母を睨みつけ、
「それだけってなに?」
祖母「?」
少女「(`ω´♯)意味分かんない!!」
「サンタさんがくれるのは一つだけでしょ?」
「(。?`ω´?。)いっぱいもらったことあんの?」
祖母「私が勝手に聴いてるだけよ」
真剣なまなざしを変えず首を横に振る。
少女「もらえないよ。きまりだもん」
「(..)でもさ、誕生日の次の日がクリスマスなんだよ?
誕生日にもプレゼントもらえるかなぁ?」
サンタは子供の数だけいるんだなぁ、と思いました。
同時に十二月生れの苦境&親の家計を助ける、プレゼントいっしょくたの術が発動されない事を心の底から願ったのでした。